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防災DXの推進~被災者の早期生活再建

罹災証明迅速化ソリューション

2024.02.06
  • 富士フイルムシステムサービス株式会社
  • 生活を再建する
  • アプリ・Webサービス
  • エンタープライズ向けソフトウェア
防災DXの推進~被災者の早期生活再建
有事の際の自治体様の罹災証明書交付業務において、家屋の被害調査計画の策定および被害認定調査作業を可能な限りシステムで自動化し、交付までの期間を短縮します。
被災者からの罹災証明書交付申請受付情報と連携し、独自のアルゴリズムで調査計画を自動策定、進捗に応じ受援計画、班編成、調査範囲をシミュレーション・変更可能なシステムとタブレット端末へ入力した調査結果から損害の割合を自動算出するアプリをご提供します。

対応する防災課題

近年、気象災害が激甚化・頻発化するなか、有事に備え、自治体様は迅速に被害状況を把握し、適切な判断で住民の安全と生活再建を支援する体制を整備する必要に迫られています。
なかでも、被災者の生活再建支援策の礎となる罹災証明書交付業務は、従来人手や紙帳票を用いた多くの手間がかかるアナログなプロセスで行われており、過去の大規模地震などの災害時には、交付までに数カ月かかるケースも発生しています。

ソリューション概要|本サービスで解決できる課題

罹災証明書交付までのプロセスを可能な限りシステムで自動化し、
職員様のご経験に関わらず有事の業務が円滑に遂行できるようご支援いたします。

<具体例>
①調査計画/進捗管理
班編成、受援者数、調査範囲などの調査計画を策定。妥当性判断が難しい
 ▼
調査計画をシステムが自動で策定。進捗に応じてシミュレーションし変更可能

②調査準備
調査票、地図、損壊程度例示などの携行書類の準備、受援職員の受け入れ、教育などに手間と工数がかかる
 ▼
調査に必要な情報(書類や調査方法)がタブレットのアプリに入っているため事前準備はほぼ不要

③現地調査
現地で紙の調査票に記入。調査に不慣れだと、判定結果がバラつき再調査になる
 ▼
現地でタブレット入力。損害割合自動で算出。調査員によるバラつきが防止される

④帰庁後のデータ入力
庁舎に戻ってから、調査結果と写真を整理しシステムへ入力
 ▼
現地入力データはクラウド経由で即時反映。帰庁後のデータ整理作業は不要
2023年度グッドデザイン賞受賞
<審査委員評価コメント>
自然災害によって家屋が被害を受けたとき、公的な支援を申請する際に必要となる罹災証明書の発行は、住民と行政にとって非常に緊急度の高い手続きである。
本対象は災害を経験した自治体の方々の知見に、画像処理等の高度な技術を組み合わせることで、誰でも簡単かつ迅速に罹災証明書を発行することを可能にするインターフェースを提供している。
実際の災害現場でその価値が実証されていることも素晴らしい。
詳細はホームページをご覧ください。 https://www.fujifilm.com/fbss/solution/public/bousai

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