道路点検・維持業務の効率化をサポート
自動車保険より取得した自動車走行データを活用した「路面状況把握システム」
2024.10.17
位置・速度情報などの活用により道路管理業務の効率化をサポート
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は「CSV×DX(シーエスブイ バイ ディーエックス)を通じて、お客さま・地域・社会の未来を支えつづける」ことを目指し、最先端・独自の技術やデジタル・データの活用、特色あるパートナーとの協業により、お客さま・地域・社会が真に求める新たな価値の提供を進めています。
このようなコンセプトのもと、当社のテレマティクス※自動車保険より取得した自動車走行データを活用して道路の維持管理業務をサポートする「路面状況把握システム」を開発しました。
「路面状況把握システム」は、当社の自動車保険にて提供している車載器により、緯度経度・走行速度・X、Y、Z軸加速度などの走行データを「車両の振動情報」として取得することで、路面状態に異常がありそうな箇所を推定し、地図上に可視化するシステムです。
地方自治体による日常の道路点検・維持業務に活用いただくことが可能であり、走行データが十分に蓄積されている道路のデータを、都道府県や市長村に提供しています。
※ 「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS等の車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組み
このようなコンセプトのもと、当社のテレマティクス※自動車保険より取得した自動車走行データを活用して道路の維持管理業務をサポートする「路面状況把握システム」を開発しました。
「路面状況把握システム」は、当社の自動車保険にて提供している車載器により、緯度経度・走行速度・X、Y、Z軸加速度などの走行データを「車両の振動情報」として取得することで、路面状態に異常がありそうな箇所を推定し、地図上に可視化するシステムです。
地方自治体による日常の道路点検・維持業務に活用いただくことが可能であり、走行データが十分に蓄積されている道路のデータを、都道府県や市長村に提供しています。
※ 「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS等の車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組み
災害への活用
2024年1月1日に発生した能登半島地震により、災害救助法適用地域では土砂崩れや落石等の影響で道路が寸断、通行可能な道路においても、地割れや隆起が発生し通行の安全性が懸念される箇所が多数あり、修繕が必要な状況となっていました。
被災地における損傷した道路の効率的な復旧を支援するため、災害救助法が適用された石川県・富山県・福井県・新潟県のうち5つの市町村において、当該サービスを活用頂いています。
震災前後のデータを比較することで、地震により損傷が発生している箇所を把握することが可能です。システムに蓄積したデータから、振動検知箇所における増減の推移を把握することで、修繕計画の策定や道路管理業務をサポートしています。
被災地における損傷した道路の効率的な復旧を支援するため、災害救助法が適用された石川県・富山県・福井県・新潟県のうち5つの市町村において、当該サービスを活用頂いています。
震災前後のデータを比較することで、地震により損傷が発生している箇所を把握することが可能です。システムに蓄積したデータから、振動検知箇所における増減の推移を把握することで、修繕計画の策定や道路管理業務をサポートしています。
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日本