育母塾は、地域の希薄化や子育ての孤立化などで子どもの安全が脅かされる現状、日毎に災害が増す現代の中で、“まぁるい抱っこ”、“防災”という２つを通じて、「大切な命を護る」方法（子どもを育てる術・災害に備える術）をみなさまに伝えられるよう活動を行っています。

育母塾の代表である辻は、「災害は怖いけど、防災はオモロい」として多くの方に興味をもってもらえる、身近に取り組んでもらえるよう情報発信をしている他、企業・自治体・保育園その他各所での講演、企業の防災に関するコンサル等を行っております。自らも被災体験があり、レスキューナースとして数々の被災現場にも入ったその知識と経験を、より多くの方々・企業・自治体の皆さまにお役立てできる機会があればと思いでエントリーをさせて頂きました。
能登半島地震での被害状況、現在もなお避難を余儀なくされている方の生活を目の当たりにし、改めてたくさんの方に私どもの活動をお伝えしていくことが使命であると感じています。どうぞよろしくお願いいたします。

＜代表理事 辻直美プロフィール＞
国境なき医師団の活動で上海に赴任し、医療支援を実施。帰国後、看護師として活動中に阪神・淡路大震災を経験。その後、赴任先の聖路加国際病院で地下鉄サリン事件の対応に従事し、災害医療に目覚めました。現在はフリーランスの看護師として、災害ナース（DMAT）と災害支援ナースの２つの認定ナースとして要請があれば被災地で活動を行っているほか、企業の防災コンサルタントも担当。2021年4月より、国際災害レスキューナースとして中学校保健体育教科書に掲載中（2021年度～2026年度／学研）です。看護師歴32年、災害レスキューナース歴28年。被災地派遣は国内外30ヶ所以上。（※2016年4月16日の熊本地震・本震、2018年6月18日の大阪府北部地震も、被災体験あり）