弊社の事業は法人向けのシステム開発と見守りIoT製品の製作・販売です。
見守りIoT製品は、おもに単身高齢者の見守りを目的として居住室内のセンシングデータから危険予防（熱中症、低体温症、CO2濃度上昇）や安否確認（孤独死の早期発見）をおこないます。
IoTデバイスには6つのセンサー（温度、湿度、照度、CO2濃度、人感回数、音回数）を搭載し、多角的視点での異変検知、カメラ・マイク非搭載とするプライバシー保護、SIM内蔵の自立通信などを製品特長としており、賃貸住宅管理会社、不動産家主、介護関係法人、社会福祉法人、居住支援法人、老人ホームへの展開を進めています。

本プラットフォームへの参加動機は、現在、全国各地にある災害被災地で仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者が、生活の長期化による孤立化や孤独死に遭われる問題が増加しており、弊社見守り製品で改善が図れないかと考えたからです。また、災害発生時の一時避難場所で使用される施設等にも活用が図れれば、温湿度やCO2濃度上昇からくる疲労感や倦怠感、体調不良といった二次的な災害予防に繋がると考えています。

プラットフォームメンバーの有用ツールとの連携やさらなる要望事項への対応、実証実験など、防災ツールの一助になれればと考えています。