事例|実証実験
「IoT避難所キーボックス自動解錠システム」による避難者受け入れの検証
2023.03.20
BOSAI-TECH事業創出プログラム 仙台BOSAI-TECH Future Awards 2022において、
DXアンテナが株式会社が、「IoT避難所キーボックス自動解錠システム」による避難者受け入れの検証を行いました。
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DXアンテナが株式会社が、「IoT避難所キーボックス自動解錠システム」による避難者受け入れの検証を行いました。
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1.背景と課題
<背景>
・災害時に、鍵を所有してる市職員または施設管理者より先に避難所に到着した場合、避難所に避難できず被災する恐れがある。
・入口扉付近に簡易な鍵保管庫を設置する等の対応は可能だが、電源交換等の維持が生じる。
また、不審者やいたずらによる侵入、近隣からの苦情や通報への対応のため施設管理者の負担が生じる等の課題が想定される。
・一方で、防犯のために機械警備を委託している警備会社と連携した既存ソリューションは、導入・運用費用が高額で導入は現実的ではない。
<課題/実現したいこと>
・災害時、市職員または施設管理者が不在でも、施錠された指定避難所を開錠し避難者を受けられるようにしたい。
・但し、費用負担は極力抑えつつ、不審者への侵入やいたずらの防災及び市職員・施設管理者の運用負担にも配慮された仕組みを前提とする。
・災害時に、鍵を所有してる市職員または施設管理者より先に避難所に到着した場合、避難所に避難できず被災する恐れがある。
・入口扉付近に簡易な鍵保管庫を設置する等の対応は可能だが、電源交換等の維持が生じる。
また、不審者やいたずらによる侵入、近隣からの苦情や通報への対応のため施設管理者の負担が生じる等の課題が想定される。
・一方で、防犯のために機械警備を委託している警備会社と連携した既存ソリューションは、導入・運用費用が高額で導入は現実的ではない。
<課題/実現したいこと>
・災害時、市職員または施設管理者が不在でも、施錠された指定避難所を開錠し避難者を受けられるようにしたい。
・但し、費用負担は極力抑えつつ、不審者への侵入やいたずらの防災及び市職員・施設管理者の運用負担にも配慮された仕組みを前提とする。
2.実証実験の実施内容
具体的な検証項目
①遠隔操作での解錠(通常解錠)
②気象情報・避難警報をトリガーにした解錠
③遠隔でのキーボックス状態確認
④遠隔での施錠
⑤通信途絶時の解錠
⑥平常時(施錠状態の場合)は解錠不可能
①遠隔操作での解錠(通常解錠)
②気象情報・避難警報をトリガーにした解錠
③遠隔でのキーボックス状態確認
④遠隔での施錠
⑤通信途絶時の解錠
⑥平常時(施錠状態の場合)は解錠不可能
3.実証実験結果
①遠隔操作での解錠(通常解錠)
⇒スムーズに行える
②気象情報・避難警報をトリガーにした解錠
⇒スムーズに行える
③遠隔でのキーボックス状態確認
⇒スムーズに行える
④遠隔での施錠
⇒スムーズに行える
⑤通信途絶時の解錠
⇒スムーズに行える
⑥平常時(施錠状態の場合)は解錠不可能
⇒スムーズに行える
津波や土砂災害のケースでは有効に使えそうであるが、
イニシャルコスト、ランニング費用について課題がある。
⇒スムーズに行える
②気象情報・避難警報をトリガーにした解錠
⇒スムーズに行える
③遠隔でのキーボックス状態確認
⇒スムーズに行える
④遠隔での施錠
⇒スムーズに行える
⑤通信途絶時の解錠
⇒スムーズに行える
⑥平常時(施錠状態の場合)は解錠不可能
⇒スムーズに行える
津波や土砂災害のケースでは有効に使えそうであるが、
イニシャルコスト、ランニング費用について課題がある。
4.今後の展開
・今回の実証実験で入手できた知見を活かし、サーバーのソフトウェアの開発を仕上げる予定。
・キーボックスは量産化に向けた開発を行い仕上げる予定。
・J-ALERT及び外部システムとの連携について要件を決める。
・キーボックスは量産化に向けた開発を行い仕上げる予定。
・J-ALERT及び外部システムとの連携について要件を決める。
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関係会員
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DXアンテナ株式会社北日本支店
日本