医療的ケアが必要な難病患者さんは医療機器で命を繋いでいるので、災害発生などにより停電が長引くと命のカウントダウンとなります。

全国的に避難所が不足していて、福祉避難所については高齢者で溢れかえるという問題もありますが、命を繋ぐ人工呼吸器などの装備を持って避難するには補助員が必要で、現実的に避難が困難で自宅避難を選択する患者さんが多いのが現実です。

避難所へ避難するか自宅避難するにしても、電源確保が命を左右する大きな問題ですが、小型発電機は燃料切れまで、ポータブル電池は電池切れまで、それぞれ6～8時間程度しか使えず、それまで自助で頑張ってもその先の対策がないという社会課題があります。

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蓄電量は、大容量かつ複数台で使用されており、メンテナンス状況も整っているので、停電が長期化した場合の電力問題に貢献します。

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< 電源を必要とする難病患者の人数（全国）>
　　ALS患者：12,000人
　　筋ジストロフィー患者：15,000人
　　医療的ケア児：20,000人
　　人工透析患者：350,000人　ほか