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ニュースリリース
2025年大阪・関西万博にて、仙台市がBOSAI-TECHのブース出展をしました
2025.06.23
5月28日(火)~6月1日(日)、大阪・関西万博にて「地方創生SDGsフェス(※1)」が開催されました。全国各地の自治体が地方創生・SDGsをテーマに多彩な取組を出展し、5日間で述べ4万人以上の来場者がありました。
仙台市は、防災課題をテクノロジーで解決する「BOSAI-TECH」のテーマで出展し、本市で実証・導入が進む最新のソリューションを体験型のブースで紹介しました。会場にはファミリー層の姿も多く見受けられ、さまざまな世代に本市の防災の取組みを知っていただく機会となりました。
出展内容
せんだい災害VR
防災意識の向上や普及啓発を促進するために、安全な環境で災害発生時の心理的・身体的な反応を体感し、災害への備えの重要性等をリアルに実感できるVRコンテンツ。ブースでは、「津波・洪水編」のVRを来場者に体験いただきました。
防災行政無線の音声明瞭化技術(サウンド株式会社)
屋外の騒音や天候、加齢による聴力の低下等の要因により、高い音(子音)が聞き取りにくくなるという課題の解決のため、AI技術を駆使し、音声を強調し、明瞭にするソリューション。本市では令和5年3月に導入しており、ブースでは、音声の聞き比べを来場者にしていただきました。
段ボールジオラマによる浸水地域の視覚化
等高線に沿ってカットした段ボールをパズルのように積み重ねることで、地域の地形や土地の高さを直感的に理解できる組立式のジオラマ。ブースでは、大阪市街地(万博開催地周辺)をハザードマップ等と重ね合わせ、ARを活用して表示することで、災害リスクを視覚的に体感いただきました。
出展会場では、「津波の速さが想像以上だった」「AIの技術を身近に感じることができた」「自宅が浸水地域になっているなんて知らなかった」「南海トラフ地震について備えないといけないな」といった意見や感想をはじめ、本市のブースが来場者の方への学びや気付きのきっかけになったという話を直接聞くことができました。
※1 参考:地方創生SDGsの祭典「地方創生SDGsフェス」の開催について
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250520-04/
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250520-04/
参考記事
仙台市 ✖ 段ボールジオラマ防災授業
仙台市津波情報伝達システムの音声明瞭化(デジタル加工)の取り組み
防災訓練や防災研修会に「せんだい災害VR」を
関係会員
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サウンド株式会社
日本 -
一般社団防災ジオラマ推進ネットワーク
日本





