事例|試作開発
ドローンによる被災者検知の試作開発・検証【ライフラボラトリ株式会社】
2024.03.29
実証実験/試作開発支援プログラム において、
ライフラボラトリ株式会社 が、暗闇や海での被災者発見を目的として、
1台の受信機で半径200m360度の位置検知が可能な技術を用いて、ドローンから端末の位置を検知する検証を行いました。
ライフラボラトリ株式会社 が、暗闇や海での被災者発見を目的として、
1台の受信機で半径200m360度の位置検知が可能な技術を用いて、ドローンから端末の位置を検知する検証を行いました。
1.背景と課題
[背景]
地球温暖化に伴う気候変動により、大雨の頻度増加、台風の激化が起き、水災害が多くなっている
[課題]
-位置検知
暗闇、海でドローンやヘリコプターから被災者を発見したい
-安価な端末
安価なボタン電池で長時間動作する端末
将来的にはスマートフォン利用
[解決方法]
-電波角度を用いたハイブリッドAoA位置検知
電波強度を用いた方法と違い、1台の受信で半径200m360度の位置検知が可能
-ドローン・ヘリコプターに固定機搭載
上空から位置検知
地球温暖化に伴う気候変動により、大雨の頻度増加、台風の激化が起き、水災害が多くなっている
[課題]
-位置検知
暗闇、海でドローンやヘリコプターから被災者を発見したい
-安価な端末
安価なボタン電池で長時間動作する端末
将来的にはスマートフォン利用
[解決方法]
-電波角度を用いたハイブリッドAoA位置検知
電波強度を用いた方法と違い、1台の受信で半径200m360度の位置検知が可能
-ドローン・ヘリコプターに固定機搭載
上空から位置検知
2.実証実験の実施内容
-試作開発
ドローンにAoA固定機を搭載し、端末から送信した電波の到来角度を求め、位置を推定するシステムを試作
-実証実験
ドローンから地上の端末位置を推定出来るか実験を行う
-実施体制と役割
社内人員のみで試作開発、実証実験を行った
-日程・場所
2024年2月
仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40 及び周辺
-具体的な検証作業・手順
ドローンに固定機を搭載しての測位と固定機単体での測位
ドローンにAoA固定機を搭載し、端末から送信した電波の到来角度を求め、位置を推定するシステムを試作
-実証実験
ドローンから地上の端末位置を推定出来るか実験を行う
-実施体制と役割
社内人員のみで試作開発、実証実験を行った
-日程・場所
2024年2月
仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40 及び周辺
-具体的な検証作業・手順
ドローンに固定機を搭載しての測位と固定機単体での測位
3.実証実験結果
-結果
・ドローンを用いた位置検知を行えた
・端末を水に浮かべた場合、12dB程度減衰する事が分かった
-課題
・ドローンのコンパス情報をインターフェースする事が未だに出来ず、オフラインで処理を行った
フライトコントローラソフトウェアArduPilotの知識を早期に深める必要がある
・ドローンを用いた位置検知を行えた
・端末を水に浮かべた場合、12dB程度減衰する事が分かった
-課題
・ドローンのコンパス情報をインターフェースする事が未だに出来ず、オフラインで処理を行った
フライトコントローラソフトウェアArduPilotの知識を早期に深める必要がある
4.今後の展開
-事業化の可能性
現状ドローンは全天候型ではなく強風にも弱いため、直ぐに事業化は難しいが、ハイブリッドAoA位置検知については、継続的に事業化の可能性を深堀する
-今後の取り組み
フライトコントローラソフトウェアArduPilotに関する技術を継続的に高める
現状ドローンは全天候型ではなく強風にも弱いため、直ぐに事業化は難しいが、ハイブリッドAoA位置検知については、継続的に事業化の可能性を深堀する
-今後の取り組み
フライトコントローラソフトウェアArduPilotに関する技術を継続的に高める
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関係会員
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