事例|実証実験
地域BWAを活用したAIカメラ 効率的な避難所運営支援 アンデックス株式会社
2022.03.10
BOSAI-TECH事業創出プログラム 仙台BOSAI-TECH Future Awards 2021において、
アンデックス株式会社が、運営者が効率的に避難者情報を把握し、災害対策本部間へ連絡できることを目指し、地域BWAとAIカメラを用いて、実証実験を行いました。
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アンデックス株式会社が、運営者が効率的に避難者情報を把握し、災害対策本部間へ連絡できることを目指し、地域BWAとAIカメラを用いて、実証実験を行いました。
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1.背景と課題
• 運営者が避難物資対応するために必要な避難者情報(人数、属性など)の把握
• 運営者による避難所と災害対策本部間での連絡
• 運営者による避難所環境の把握・管理
• 運営者による避難所と災害対策本部間での連絡
• 運営者による避難所環境の把握・管理
2.実証実験の実施内容
• 避難者をAIカメラで画像解析し、性別、年代、人数等を災害対策本部等へ報告する。
• 地域BWAを活用した避難所Wi-Fiを設置し、各避難所と災害対策本部等への連絡手段に活用する。
• 環境センサーを設置し、温度、湿度、CO2など避難所環境の状況を把握する。
• 地域BWAを活用した避難所Wi-Fiを設置し、各避難所と災害対策本部等への連絡手段に活用する。
• 環境センサーを設置し、温度、湿度、CO2など避難所環境の状況を把握する。
3.実証実験結果
• 各種機器設置については約10分で完了。
• AIサイネージに災害情報やWi-Fiのアクセス情報などを掲出し案内できた。
• AIサイネージで属性などのデータがクラウド上に送られることが確認できた。
• 視聴率が良く、サイネージからの情報取得が行われている。
• 実際より多くカウントされており、今回の設置方法では人数の把握は難しかった。
• 年齢・性別も参加者内訳とは、ずれた結果となったが、サイネージ周辺にいた参加者の属性等に引っ張られた可能性が高い。
• 避難所Wi-Fiが構築され問題なく通信できた。
• 環境センサーのデータがクラウド上に送られることが確認できた。
• 環境センサーの測定データを遠隔地からも閲覧できた。
• AIサイネージに災害情報やWi-Fiのアクセス情報などを掲出し案内できた。
• AIサイネージで属性などのデータがクラウド上に送られることが確認できた。
• 視聴率が良く、サイネージからの情報取得が行われている。
• 実際より多くカウントされており、今回の設置方法では人数の把握は難しかった。
• 年齢・性別も参加者内訳とは、ずれた結果となったが、サイネージ周辺にいた参加者の属性等に引っ張られた可能性が高い。
• 避難所Wi-Fiが構築され問題なく通信できた。
• 環境センサーのデータがクラウド上に送られることが確認できた。
• 環境センサーの測定データを遠隔地からも閲覧できた。
4.今後の展開
• AIカメラの仕様により顔認識できる範囲が広いため、受付ルートの確保、設置箇所の工夫等更なる検証が必要。
• サイネージにて発信する情報は目に留めることが多いため、避難所にてサイネージをどのように活用していくかの検討が必要。
• 避難所だけでなく街なか(商店街等)や地域避難場所・広域避難場所等にもサイネージを設置し、多様な情報を提供できることが有効。
• 機器と接続するコード類で番号付与あるいは色分け等でもっとスムーズに設置できるように検討が必要。
• 多数の同時接続時の通信状況検証が必要。
• 効率的な避難所運営の支援を行う際にはデータ通信が必要となるため、災害時には地域BWAインフラを活用した通信ネットワークが有効。
• 環境センサーの設置場所の検討が必要。
• サイネージにて発信する情報は目に留めることが多いため、避難所にてサイネージをどのように活用していくかの検討が必要。
• 避難所だけでなく街なか(商店街等)や地域避難場所・広域避難場所等にもサイネージを設置し、多様な情報を提供できることが有効。
• 機器と接続するコード類で番号付与あるいは色分け等でもっとスムーズに設置できるように検討が必要。
• 多数の同時接続時の通信状況検証が必要。
• 効率的な避難所運営の支援を行う際にはデータ通信が必要となるため、災害時には地域BWAインフラを活用した通信ネットワークが有効。
• 環境センサーの設置場所の検討が必要。
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