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事例|実証実験

消防団アシストアプリS.A.F.E.(セーフ)の福島県古殿町との新機能実証実験

2022.03.15
  • 情報整備局株式会社
  • 3D技術、地図・空間情報
  • エンタープライズ向けソフトウェア
  • 実証実験/試作開発支援プログラム
実証実験サポートプログラム2021年度第2期において、
情報整備局が、消防団活動が災害発生時に即時対応できることを目指し、アプリ「SAFE」の機能拡充について検証を行いました。
成果報告書はこちら
1.背景と課題
消防団は全国の自治体で設置されている組織で「地域防災の要」であり「地震」「火災」「水害」「捜索」「啓発」という様々な災害発生時などに「即時対応」できる組織として重要な位置づけで活動している。
全国約1700の自治体のうち全消防団員数は約80万人で年々「減少傾向」にあり「被雇用者が増可」している。より効率的に消防団活動を支援する為のツールとして「SAFE」を開発した。
新機能として「災害現場の登録」「出動報告」「避難所の管理」を福島県古殿町と実証実験を実施する。及び仙台市消防局への実証実験に向けたヒアリングを実施する。
2.実証実験の実施内容
実証実験はR4年2月21日、9時開始。古殿町から1名、情報整備局から2名、古殿町役場にて実施。
新機能である「災害現場の登録」「出動報告」「避難所の管理」の検証を行った。
R3年11月22日、仙台市消防局でヒアリングの実施。
3.実証実験結果
動作確認に関して問題なし。
登録アイコンの変更。
来年度新たな機能について使用検討を行う。

ヒアリング結果
・SAFEの機能全般に対する評価。
・出動記録を管理できる機能の評価。
・今後、実証実験を検討する為の同規模自治体での実績情報の要望等。
4.今後の展開
令和4年度、新機能の運用開始に向けて、SAFE導入自治体への周知。
導入自治体へのSAFE新規機能を活用した防災訓練の提案。
令和4年度に仙台市消防局への同規模自治体の導入実績についての進捗報告。

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