事例・インタビュー
BOSAI-TECH発の試作事例
災害時に利用可能なハイブリッド空気電池システムの開発
2026.03.17
2025年度 事業化・社会実装プログラム(自由提案型) において、
AZUL Energy株式会社が、災害時のインフラ復旧までの長期的な電源確保を目指し、亜鉛空気電池と鉛蓄電池を組み合わせた「ハイブリッドバッテリーシステム」の試作開発および実証実験を実施しました。
AZUL Energy株式会社が、災害時のインフラ復旧までの長期的な電源確保を目指し、亜鉛空気電池と鉛蓄電池を組み合わせた「ハイブリッドバッテリーシステム」の試作開発および実証実験を実施しました。
1.解決を目指す課題と解決方法
【課題】
● 大規模災害時、避難所やインフラのバックアップ電源として数日〜数週間分の電力を確保できる「災害に強い電源」が求められている。
● 既存の蓄電池は電気量が不足しやすく、大規模化すると体格の大型化や安全性に課題が生じる。
【解決方法】
● レアメタルを使用せず、安価で大容量かつ安全性が高い「亜鉛空気電池」を活用する。
● 亜鉛空気電池の弱点である「低出力」を補うため、出力を担う「鉛蓄電池」と組み合わせたハイブリッド電源システムを構築し、両者の「いいとこどり」による長寿命かつ高出力なシステムを実現する。
● 大規模災害時、避難所やインフラのバックアップ電源として数日〜数週間分の電力を確保できる「災害に強い電源」が求められている。
● 既存の蓄電池は電気量が不足しやすく、大規模化すると体格の大型化や安全性に課題が生じる。
【解決方法】
● レアメタルを使用せず、安価で大容量かつ安全性が高い「亜鉛空気電池」を活用する。
● 亜鉛空気電池の弱点である「低出力」を補うため、出力を担う「鉛蓄電池」と組み合わせたハイブリッド電源システムを構築し、両者の「いいとこどり」による長寿命かつ高出力なシステムを実現する。
2.実施内容
【試作開発】
● 負荷へは鉛蓄電池から放電し、休止中に大容量の亜鉛空気電池から鉛蓄電池へ充電を行うシステムを設計。
● 市販の鉛蓄電池1基と、AZUL Energy製の亜鉛空気電池(Ferion®)10基を組み合わせた100W-70kWh級の小型試験機を製作し、各部品の制御・安全管理を行う電源管理システムを構築した。
【実証実験】
● ラボ環境(常温25℃)にて、毎日4時間の照明点灯と余剰時間の充電を繰り返す、2週間にわたる動作実証を実施。
● システムを自動車に搭載可能なサイズとし、仙台市で開催された「Bright Nights Story」におけるイルミネーション用電源(パーライト1台)として、野外での実証試験を実施。
● 負荷へは鉛蓄電池から放電し、休止中に大容量の亜鉛空気電池から鉛蓄電池へ充電を行うシステムを設計。
● 市販の鉛蓄電池1基と、AZUL Energy製の亜鉛空気電池(Ferion®)10基を組み合わせた100W-70kWh級の小型試験機を製作し、各部品の制御・安全管理を行う電源管理システムを構築した。
【実証実験】
● ラボ環境(常温25℃)にて、毎日4時間の照明点灯と余剰時間の充電を繰り返す、2週間にわたる動作実証を実施。
● システムを自動車に搭載可能なサイズとし、仙台市で開催された「Bright Nights Story」におけるイルミネーション用電源(パーライト1台)として、野外での実証試験を実施。
3.実施結果
【ラボ内における実証結果】
● 14日間の継続稼働(総放電電力量4000Wh)に成功し、期間中に亜鉛空気電池・鉛蓄電池ともに顕著な劣化は見られなかった。
● 鉛蓄電池単体での稼働(1日で放電終了)と比較し、ハイブリッド化による長期稼働性能を実証した。
【屋外での実証結果】
● 冬の屋外(システム温度0℃以下を含む)において、外部からの給電なしで8日間継続してイルミネーションへの電力供給に成功した。
● イベント来場者から多くの関心を集め、ハイブリッド電源システムに対する社会的認知の向上に繋がった 。
● 14日間の継続稼働(総放電電力量4000Wh)に成功し、期間中に亜鉛空気電池・鉛蓄電池ともに顕著な劣化は見られなかった。
● 鉛蓄電池単体での稼働(1日で放電終了)と比較し、ハイブリッド化による長期稼働性能を実証した。
【屋外での実証結果】
● 冬の屋外(システム温度0℃以下を含む)において、外部からの給電なしで8日間継続してイルミネーションへの電力供給に成功した。
● イベント来場者から多くの関心を集め、ハイブリッド電源システムに対する社会的認知の向上に繋がった 。
4.今後の展開
【社会実装/事業化に向けた今後の取り組み】
● 技術開発
ーハイブリッドシステムのさらなる出力向上に向け、次世代型「Ferion® Gen.2」の開発と量産化を進める。
● 事業開発
ーBattery as a Service (BaaS) としての事業化を推進する。部材供給から製造・販売、資源回収サイクルまでを含めたサプライチェーンとビジネスモデルを検討し、社会実装への準備を進める 。
● 技術開発
ーハイブリッドシステムのさらなる出力向上に向け、次世代型「Ferion® Gen.2」の開発と量産化を進める。
● 事業開発
ーBattery as a Service (BaaS) としての事業化を推進する。部材供給から製造・販売、資源回収サイクルまでを含めたサプライチェーンとビジネスモデルを検討し、社会実装への準備を進める 。
関係会員
-
AZUL Energy株式会社
日本

